神話の地で生まれる清浄の塩
岩戸の塩が作られる伊勢志摩地方は、日本神話の舞台でもあります。天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩戸に隠れ、世界が暗闇に包まれたという「天岩戸神話」に由来し、この地は再生と光の象徴とされてきました。
伊勢神宮の内宮をはじめとする多くの神社が点在するこの地では、古くから塩が“神に捧げるもの”として尊ばれてきました。岩戸の塩もまた、その流れを汲む神聖な製塩文化の一部であり、現代に受け継がれる「捧げる塩」「祈りの塩」と言えるでしょう。
岩戸の塩の製造工程は、現代では貴重となった伝統的な「平釜製法」と「天日濃縮」を融合させたものです。
清らかな太平洋の海水を汲み上げ、
手作業でろ過し、ゆっくりと天日干しで濃縮、
最後に薪窯でじっくりと炊き上げて仕上げます。
このすべての工程が、人工的な機械に頼るのではなく、自然のリズムに合わせて行われています。気温、湿度、風の具合によっては作業がストップすることもあり、生産量も限られていますが、その分だけ一粒一粒に「気」がこもっているのです。
岩戸の塩は、口に含んだ瞬間にただ“しょっぱい”だけではないことがわかります。
やわらかくまろやかな塩味の奥に、甘みと旨みがあり、料理に使うと素材の味を引き出してくれます。これは、人工的に精製された食塩には含まれない天然のミネラル成分—ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウムなど—が、バランス良く含まれているからです。
おにぎり、焼き魚、天ぷら、湯豆腐といったシンプルな料理にこそ、その実力が発揮されます。また、パンや焼き菓子などに使うとコクが増し、味に深みを加えてくれます。
岩戸の塩は、単なる調味料にとどまりません。古くから日本では「塩で場を浄める」「塩で身を清める」習慣がありました。盛り塩や塩風呂、塩まじないなど、塩には“見えない力”があると信じられてきたのです。
実際、岩戸の塩を入れた塩風呂に入ると、体の芯から温まり、心がほぐれるという声も多く聞かれます。現代のストレス社会において、「塩で整える」という古の知恵は、ますます重要になってきているのかもしれません。
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岩戸の塩は、その特別な製法と産地の制限から、大量生産はできません。そのため、販売ルートも限られています。
WELLCでは、この貴重な岩戸の塩を公式オンラインストアで販売しています。
日々の料理に、贈り物に、あるいはお清めの習慣として。
心と体を整える“自然からの贈り物”を、ぜひあなたの暮らしにも取り入れてみてください。
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私たちが普段何気なく手にする塩。その中に、太陽の光と風、海の生命、そして人の祈りが込められていると知ったとき、食卓が少し違って見えてくるはずです。
岩戸の塩は、日常に静かな尊さをもたらしてくれる「神話の贈り物」。
その一粒一粒に、自然と人が織りなす時間の美しさが宿っています。
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