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立春からの過ごし方

2月3日は節分、翌日は立春を迎えます。

旧暦では、立春が1年の始まりと考えられていたと言われ、節分の日は大晦日です。節分の豆まきの意味は、新しい年に鬼が来ない様にと豆まきをするのです。

最近はあまり見かけませんが、イワシの頭を柊で刺して玄関に飾るという風習もあります。これはイワシの臭いと柊のとげで鬼が退散するそうです。

禅寺では、新しい年が大吉である様にと「立春大吉」と書いたお札を門や家の玄関に貼ります。

 

暦の上では春を迎え、私達の身体も自然界の変化と共に徐々に冬から春へと変わっていくのですが、実際にはまだまだ一番寒い時ですね。

中医学には「陰陽転化」という言葉があります。陰が極まると陽になります、自然界の摂理で、冬は陰が最も極まる時、春に向けてだんだん陽の気が巡ってきます。

 

陰と陽は現代的に言い換えると、自律神経のバランスの様な関係にあります。

自律神経には2つの働きがあり、交感神経は昼間の活動する時に働き、夜は副交感神経が働いて、疲れた身体をゆっくり休めてメンテナンスをします。

自分で切り替えをしなくても、自然に切り替わってくれるのですが、現代では、働き過ぎやストレス、不規則な生活により、このバランスが崩れやすくなっています。

陰と陽、つまり昼間と夜の境目が曖昧になりがちです。

 

自律神経が乱れると、なんとなく身体がだるい、疲れが取れない、良く眠れない、風邪をひきやすいなど身体は未病の状態となっています。この乱れを整えていかないと自律神経失調症の原因ともなって、健康を保つ事が難しくなってしまいます。

 

自律神経を整える方法をいくつかご紹介します。

 

  • 日中、太陽の光を浴びる 

陽の気は日中の12時頃が最も盛んになってエネルギーが出ていき、夕方になるとだんだんと陰へと入れ替わります。昼間の陽の気をしっかり感じられると、身体のスイッチも自然に働く様になります。

 

  • 睡眠時間のゴールデンタイムは、23時から3時

午前1時から3時までの時間帯は、東洋医学による五臓六腑の肝の働きが盛んになって、血液をためる時間ともいわれます。

この時間にぐっすり眠っていると、血液の不足による疲れやすさ、P M S、目の疲れなどが解消されますし、この時間にしっかりと睡眠を取れる様に心がけると、お肌にもつや、ハリが出るなど「美肌のゴールデンタイム」ともいわれています。

 

  • 温浴で副交感神経を優位に

寒い時期に限らず、就寝の1時間前くらい前を目安にゆっくりとお風呂に入って身体を温める、副交感神経が刺激される40度くらいの少しぬるめの湯に浸かりましょう。

 

  • 食事の見直し

食生活の乱れから、血流が滞り、温める栄養が不足していると冷えが起こります。身体を温める生姜やシナモンなどは手軽に取り入れられます。身体を温めるハーブティーなどもお薦めです。

その他にも、軽い運動やストレッチで身体を動かす、アロマの香りでリラックスする、寝る前のスマホはブルーライトの影響で交感神経が働いてしまうのでやめるなど、毎日の生活の中のちょっとした事で自律神経を整えていけます。

これから訪れる春本番に向けて、立春の日を境に、陰と陽は現代の活動と休息と捉えて、バランスが取れる様に心がけてお過ごし頂ければと思います。

 

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