11月も下旬になり、ニュースではインフルエンザの流行を伝え始めました。すでに沖縄県ではインフルエンザの流行警報が発令(参照:国立感染症研究所インフルエンザ流行レベルマップ45週)がされています。全国的に学校や医療機関では予防接種も始まり、本格的に感冒の季節がやってきました。また近年では新型コロナウイルスも含めた様々な流行病にも注意しなければならなくなりました。流行に敏感と思ってしまうほど、毎年のように風邪をひく方も非常に多く、都度しんどい思いをして、社会活動を停止せざる得なくなるため、できれば罹患しないで過ごせたらと思います。
一方で、風邪とは無縁に毎日を謳歌している方もいらっしゃいまして、「薬など飲んだことはない」「病院など無縁」という生活を送っている方も多くいるのも現実なのです。
今回のコラムでは、風邪を予防するためにはどんなことをすれば良いのかにスポットを当てて、話を進めてゆきます。
昔から「風邪は万病の元」と言われており、放っておくと様々な病気に転じる可能性も指摘されています。逆に言えば万病にならないようにするためには風邪に罹らないようにすることが大切と捉えることができます。
風邪をひく主たる要因の8割〜9割はウイルスによる感染で、風邪を引いた人のくしゃみや咳などで飛散した飛沫を吸い込んでしまうことで、体内に侵襲します。また飛沫のついた手で鼻や口などの粘膜を触ること感染することもあります。咳の症状が出ている時に「マスクをする」のは、咳によるウイルスの飛散を防止するためです。
しかし、風邪の元となるウイルスが体内侵襲したからといって、必ず風邪を引くわけでもないのです。私たちの体には、ウイルスを体外に排出し、ウイルスから細胞を守る機能が備わっているためなのです。
飛沫による感染を防ぐためには、体内に侵襲させない手段を取ることが重要です。子供の頃から、外から帰ってきた際の「手洗い・うがい」や、冬の時期に人が多く集まる場所に行く際にはマスクをすることなど、対外で対策できる取り組みを続けることは、体内に侵襲させないために有効な手段です。また新型コロナウイルスの流行で習慣化されたアルコール製剤や次亜塩素酸などで手指を消毒することも有効です。
しかし、社会活動をしている上で、人との交流は避けることができません。前述した体内に侵襲させない手段が完全かといえはそうではありません。体内にウイルスが入ってきても、罹患させないために、体内のバリアを強化する取り組みを必要なのです。
体内のバリアはウイルスを対外排出する機能や発症させない機能を果たします。よく耳にするのは「免疫力活性化」や「鼻喉の粘膜の機能活性化」などです。ではこれらを活性化させるためには、どのようなケアが必要なのでしょうか。
「免疫力活性化」は自分の身体の免疫機能を上げることですが、そのために必要とされることは、疲労を溜めない、良質な睡眠、規則正しい食生活、体を冷やさないということなのです。冬になるとその寒さ故、体が冷えてしまい易くなります。体温の低下を防ぐために様々なグッズが販売されています。例えば、腹巻きや足首を温めるためのスパッツ、ネックウォーマーなど、関節を露出させない、日頃から腸の周辺を温めることにより、免疫の活性化に寄与すると言われています。また携帯用カイロの活用もおすすめです。
良質な睡眠も重要です。暖かくして眠ることで睡眠は良質になります。たとえば寝る前にフナプカカオのドリンクを飲むことや、エネルギーケアティーの眠茶や温茶を飲むこともおすすめです。WELLC表参道ショップにて季節販売しているリネンで寝具を快適なものとすることも、良質な睡眠に寄与します。
食生活も重要な要素です。「腸活」が重要と言い換えても良いかもしれません。冬の時期に流通するその時期に採れる野菜(含根菜類)は、体を温める効果が期待できますので、そのような野菜類を選んで摂取することは、体にも経済的にも優しいものです。それらの食べ物を適度に摂取することも重要で、暴食になってしまえば、消化にエネルギーを消費するため、せっかくの腸の活動に負担をかけてしまうことになり、腸活を妨げ、免疫低下を招きやすくなります。
しかし栄養素をバランス良く摂取したいですが、それぞれのライフスタイルでは叶わないこともあります。そんな時は、免疫力活性化の一助となるビタミンを手軽に摂取するために、「リポC+D」をおすすめします。また、抗菌活性力が国内トップレベルのジャラハニーもおすすめです。芳醇な香りの蜂蜜を毎日摂取することで、免疫活性はもとより、喉のバリアにもつながるので感冒予防につながることが十分に期待できます。
次に「鼻喉の粘膜の機能活性化」ですが、私たちがおすすめしたいことは「鼻うがい」です。口腔内や喉のウイルス除去や乾燥防止のためにうがいはしますが、鼻の奥の粘膜のケアについては意外と知られていません。鼻での呼吸をしていますから、呼吸器につながる鼻やその奥の粘膜は、常にウイルスに晒されています。しかし、うがいが困難な場所なので、どうしたら良いのか疑問に思う方も多かったかと思います。それに、子供の頃プールで鼻の奥に水が入ってしまった際に、染みるような痛みを感じた経験がある方もいらっしゃると思います。痛みの理由はプールの水の浸透圧は体液とは異なっているからなのですが、その記憶から鼻の奥に水を入れることには少し恐怖を感じることがあると思います。しかし、それは今日までです。WELLCがご提案する鼻うがいは痛くないのです!なぜかといえば、現在販売中のテジャクラソルトをお湯に溶かし、専用の鼻うがいポットで鼻から入れることで、液体は人間の体液と同様の浸透圧となるため、痛みを感じることはありません。うがい同様に帰宅後に鼻の粘膜を洗い流す習慣をつけることで、手の届かなかった部位のケアが可能になります。
例年、風邪が流行をする11月から3月までの時期、ぜひとも新たな風邪予防の習慣で乗り切りましょう!