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プロスポーツ選手が栄養摂取で意識していることは?

プロスポーツ選手を見かけたことはありますか?テレビや雑誌で見る程度ですし、見かけたら見かけたで、偶然街中で芸能人を見かけた時と同様の高揚感が待っているものと思います。大多数のスポーツは観戦可能ですので、芸能人よりも能動的に会うことができます。スポーツ選手の生業はスポーツで、身体を酷使する事が前提という意識が皆さんの中にあると思いますので、生活もさぞかしストイックなものであると想像してしまします。体の作りやパフォーマンスはアマチュアよりも格段に優れているプロスポーツ選手。今回のコラムでは、そのパフォーマンスを維持するために、プロスポーツ選手が心掛けていることや意識していることを、皆さんに知っていただこうと思います。

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メジャーリーグで大活躍し、現在もシアトル・マリナーズでインストラクターを務めているイチロー選手。現役中にカレーや滋養強壮ドリンクのCMに出ていたことから、毎日カレーを食べ、ドリンクを飲んでいるという都市伝説になるほどでしたが、後に雑誌の取材にて、イチロー選手本人が、食べて年間60食と述べていたことで、実情がわかりました。力士も同様に「ちゃんこ鍋とどんぶり飯」ばかりの毎日というイメージが先行していますが、確かにちゃんこ鍋を食べる回数も多いものの、ハンバーガーを食べたりラーメンを食べたりと、食を楽しんでいるようです。
「ストイックな食生活」との印象をはじめとして、スポーツ選手の食生活はイメージが先行しており、その実情を知ろうとしても、なかなか知ることができませんし、そのこだわりも知ることは難しいと思います。
でも気になってしまうと思うので、今回はプロスポーツ選手でもプロゴルファーがどのような食生活なのかを公開してみましょう!もちろん選手や管理栄養士それぞれにこだわりがあるので、全ての選手ではありませんので、お間違いなく。

昔のプロゴルファーは、毎日のように焼肉やステーキを食べ、大酒を飲むなんてことがあったようですが、現在の選手の栄養管理は中負荷の競技者と変わりません。また、飲酒や喫煙の習慣が無い選手も増えており、一昔前の豪快なイメージとは変わり、アスリートのイメージへと変容しております。
さて、ツアーでの試合は1日〜4日間と様々なタイプですが、ツアーとなれば練習ラウンド1日、予選2日間、決勝2日間の競技の性質上、スタートの時間にばらつきがあるので、食事を摂る時間や間食を考えて摂取します。1日6キロ〜10キロを歩き、ショット毎にエネルギーを消費、また思考を巡らす機会も多いことから、競技前に胃もたれしずらく、エネルギーに転換しやすい食品を摂取します。また1日5時間ほどの競技時間の最中では、ゼリー飲料やEAA(アミノ酸)、ナッツ、ドライフルーツの摂取が主流となっています。また日焼けしやすい環境での代謝の一助となる、Lypo-c Vitamin C+Dを摂取したり、水分補給の際にミネラル補給を同時に行うべく、WELLC Natural Mineral Liquidを活用して、水分補給しています。一方でメンタルが大きな影響を及ぼす競技のため、食べるものにこだわりを持たず、好きなものをその日に必要な量だけ摂取する選手も多いのです。

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試合後には、なるべく消化にエネルギーを費やさない食事を摂取する選手もいれば、その土地の名物料理をここぞとばかりに楽しむ選手もいるので、一概に栄養を意識しているというよりは、メンタルリセットのための食事と位置付ける選手も多く存在しています。
一方で、管理栄養で身体を作る選手も増えてきており、シーズン中の食事は全て推奨食を摂取してコンディショニングに繋げる選手を国内でも目にするようになりました。トッププロのみならず、若手の選手然りです。

オフシーズンや試合の無いブレイクウィークは、好きな食事を楽しんでいることも多く、体重のコントロールをすること以外に制限を設けている選手は非常に少ないです。
それでは食事以外はどうでしょうか。日常的に摂取するサプリメントなどは選手によってそれぞれです。近年では、筋力トレーニングやパフォーマンスの維持のために、アミノ酸系サプリメントの摂取が流行りになっています。そして意外なことに、プロテインを向上的に摂取している選手は、私の周囲では極めて少数です。スポーツ選手=プロテインと思いがちですが、意外なことにそうではないのです。

プロ選手と聞くと、「身体のことを常に考えて」、「ストイック」で「プロテイン多用して」「数多のサプリメント飲んで」など、様々なイメージが先行してしまいますが、実はそこまででは無いのです。
ここぞという時や身体作りには管理栄養はとても重要なのですが、「気持ちのリセット」を目的に食事を摂るという視点は、一般的な暮らしにもとても重要なことなのでは無いでしょうか?

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