今回のコラムは非常に専門的な内容になっており、ゴルフというスポーツに入れ込んでいる読者の方には満足していただけると思いますが、そうでない方は読み進めるうちに飽きてしまうかもしれません。でもご安心ください、体つくりやフィットネスの際に活用できる知識が満載ですので、最後までご一読くださいませ。
ご存じでない方が多いと思いますが、18ホールをラウンドして、その最小スコアを競い合うゴルフ競技は、一般的なエンジョイゴルフとは異なり、ペースも早く、途中で昼食を取ることもなく、1ラウンド4時間程度で終わります。エンジョイラウンドと大きく異なることは、試合中に乗用カートに乗れない(※試合にもよりますが)、18ホールを休憩なしでラウンド、真夏でも長ズボンの着用義務、同伴競技者を選ぶことができない、酷暑でも雨天でも雷雲の接近や限界降水量を超えない限り中止にならない、ギャラリーに見られているなど、エンジョイとは程遠い環境下で競技が行われているのです。
みなさんが見聞きするゴルフはのんびりと優雅で、お酒を飲んだり食事を嗜んだりして過ごし、仲間と楽しい時間を共有しているイメージがあると思います。しかし、プロとなれば生業なので、そこにのんびりした時間もなく、食事は嗜むものでもなく、プロ仲間でも競うべき相手なので、楽しさと苦しさが表裏一体となっているものなのです。時として過酷な環境下での試合を強いられることもあり、4日間試合となれば、練習ラウンドやプロアマラウンドを入れれば火曜日から日曜日の6日間で6ラウンドをプレーし、途中場合によっては早朝3時起きで1日36ホールをプレーすることも。さらに近年ではトレーニングの重要性が謳われていることから、各日のホールアウト後に練習や筋力トレーニングを取り入れているのです。そして日曜日の夜に遠征先から帰宅し、月曜の夜には次の会場に向けて移動する生活が6ヶ月近く続くのです。これで華やかにも見えるプロゴルフの現実は非常に過酷スポーツだとご理解いただけたかと思います。
このような環境に耐えるべく、さまざまな工夫をしているのがプロ選手。ではどのようなことが行われているのでしょうか?
長く続くツアーシーズンでは、疲れを溜めてしまうことで、コンディションが悪化し、結果賞金獲得ができなくなってしまう悪循環サイクルになります。大多数の選手が、「リカバリー」を常に意識しています。「疲れを溜めない」ために、睡眠の質にこだわることは言わずもがなで、首の形に合った枕や体圧分散マットをホテルに持参したり、就寝時にリカバリーウエアや着圧タイツを着用する選手も多いのです。また、過食や多量の飲酒は睡眠時の内臓活動に大きな影響を及ぼすので、意識を向けている選手も増えてきました。
また、1日あたりの歩行距離が長く、酷暑の中での試合も多いことから、水分摂取を継続し脱水を防ぐ取り組みは多くの選手が取り入れています。昨年WELLCが発売開始した、「Natural Mineral Liquid」は、水分にミネラルを加えることができるので、ミネラル欠乏や脱水予防になり、試合前や試合中に使用する選手が増えてきました。また日焼けを抑えることで疲労を軽減することも共通認識として広がっており、日傘やアームカバーの使用のみならず、日焼けした部分への「セイクレッドハーブローション」の塗布により、肌の炎症を抑え、日焼けによる免疫低下を防いでいます。疲れが溜まらない、リカバリーを重点的に行うことで、長い期間を戦い抜く準備をしているのです。
身体のリカバリーと同じく重要なのは、気持ちのリカバリーです。メンタルのスポーツとも呼ばれるゴルフですから、その時々の精神状態がプレーに大きな影響を及ぼします。一打一打において、相当なストレスがかかるものですから、試合前から「緩い集中」が続き、ショット毎に「強い集中」の状況に置かれます。競合いが続く展開のあとなどは、疲れがドッと出てしまうことも多々です。メンタルトレーニングを継続することや、その場面を何度も経験することで、ある程度の対応は可能になりますが、日常生活もあるので、可能な限り、試合以外の時間は平穏な精神状態でいたいものです。これらに寄与すべく、試合前や試合中は選手それぞれに、多様な取り組みをしています。例えば「Brain ON Capsule」など自然由来の成分で作られたサプリメントを常用することで、「疲れづらい頭脳」を意識している選手もいますし、また大好きな食べ物を摂取することでストレスマネージメントを繰り返す選手もいます。仲の良い友人や家族との時間でリフレッシュの時間を作ったり、ツアー先の観光がリカバリーの素になることもあります。ここではまさしくウェルネスを体感することが何よりの効果を生むようです。
今回のコラムで挙げた取り組みはほんの一部ですが、実はWELLCの商品がプロ選手のコンディショニングに寄与している一面があったことを知っていただけましたでしょうか?
プロ選手でもそうでなくても、自分の体と心を想うことは共通です。ぜひ、少し先のご自身のウェルネスにつながる取り組みを始めてみてはいかがでしょうか。