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vol.11 「土星が動き、地固めが始まる」

土星牡羊座期間が始まる

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多くの方にとってこの5月はきっと大きな節目となるように思います。
なぜなら、占星術的には社会の基盤や試練を表すとされる星、土星が5月の末に約3年ぶりにその座を移すから、そして、土星が入る部屋は牡羊座の部屋といって”始まり”を司る部屋だから。
牡羊座0度の位置に土星がくるのは1996年以来のことなので、約30年ぶりに土星が牡羊座の部屋に舞い戻るわけですが、ちょうど前回土星が牡羊座にいた間には”これから”と”今まで”が入れ替わっていく時期でした。例えば、香港返還があったり、決済通貨としてのユーロの導入があったり、世界最大の航空連合が誕生したり、また、今に続く大人気シリーズ、ポケットモンスターがスタートしたのも前回の牡羊座土星期間の出来事でした。

ご興味がある人は調べていただきたいのですが、牡羊座はキャラクター性、勢い、個性、アスリート性などを暗示し、そこに社会天体である土星がかぶる時期には、著名なアスリート、カリスマモデルや大人気俳優などが生まれやすかったりもします。

そして、今回の土星x牡羊座期間は約3年続くわけですが、
この間に私たちは何を意識して、何を志したり、何をしていけば良いでしょうか。
ここからは土星の配置と他天体との絡みを考察して、ここから3年間気をつけた方がいいこと、世の中に起こることなどを予測していきたいと思います。

自分に素直に生きること・自分に嘘をつかないこと

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土星は土台、牡羊座はキャラクター・個性といった要素を持つというのは上述した通りなのですが、実は牡羊座には生まれたての赤ちゃん、世界に出てきたばかりの存在といった要素もあります。そして、そのあり方は赤子がそうであるように、ピュアとか素直とか無垢というバイブスを指し、さらにそのバイブスを土星がアンダーラインすることでこれからの時代において大事にしたいことという風潮となっていく、というわけなのです。
そのため、この時期にはまず、自分が自分に素直であることが大事です。
社会性<自分の個性と言ってもいいかもしれませんが、
自分がどうしたいのかを打ち出すこと、自分がどうありたいか、自分が何を欲しているのかなどを明確にしたり、自分を表現していくことが基本アティテュードとなりますので、普段から社会に超適応している人、周りに合わせるのが上手な、いわゆる”大人な人”ほど苦戦を強いられることとなるかもしれません。

実際、星の影響は全ての人に発現するはずなので、自分らしくある人はさらに自分らしく、自分を偽って、合理化・最適化してきた人はもうどこかに無理が出てきていたり、なんかしんどいぞ・・・と感じてきていたりはしないでしょうか?
周りを見てみても近年、もう周りに合わせるのが無理だ、とか、
もう人と一緒にいられない(自分と合わない人とは)などと、
今までの自分ではいられなそうだ・・・などとは感じている人々が増えているように思います。

もしそんな感覚を覚えているなら、ある意味、宇宙の意図通りのあなたと周囲は生きていると言えそうです。上述した通り、今からの時代はあなたがあなた自身に嘘をつかないこと、本心通り、まさに”素直”に生きているかどうかが激しく問われることとなるからです。
また、そのため地球と連動して生きている私たちは今まで周りに最適化・周囲が求めるものを演じ続けてきた私たちはその反動なのか、”限界反応”を体や精神が感じ始めていたりする、ということなのでしょう。

もちろん素直に生きることによって、人とぶつかったり、なんなら軋轢が生まれたりするかもしれませんが、とはいえ、ぶつかることは問題でしょうか。
衝突したり、ぶつかったりしても、それがきっかけでお互いをよくしれてもっと仲良くなることもあるかもしれませんし、また、関係が切れたとしても”本来の自分のバイブス”が好きな人が入ってくるための余白ができたとも言えますし、本来”顧客として適さない”人を相手にしなくても良くなった、とも言えます。そしてそういった無理を重ねることで溜まっていたかもしれないストレスやダメージを回避できた、とも言えるかもしれませんので、実は”素直であること”は、本来合うべき人たちがマッチングするために最適な手法であるとも言えそうです。
また、自分はAが好きなどと名言することで、Aが好きな人をさらに引き寄せ、もっとご縁が深まっていく、なんていうこともあり得るはずです。

自分の個性を打ち出していくことで、
自分本来の周波数が世に出て、
その周波数が”共振・共鳴”する存在を引き寄せていく。
つまり、自分が自分らしくあることで自分が好むものを引き寄せる、ポジティブなスパイラルを生じさせる呼び代となっていける、というわけなのです。

自己研鑽を大事に

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また、土星は「律する、鍛える」という意味を持つ天体であることも忘れてはいけないポイントです。そのバイブスが牡羊座が示すもの=Beingにかかってくるわけですから、当然この時期には自分を鍛えること、自分磨き・自己研鑽を怠らないことも大事な習慣となります。
自己啓発のセミナー、自分をない関する瞑想、ワークアウトの習慣を持つこと、ヨガやピラティスなどで体をモニタリングすること、細かい値をだせる検診やメディカルチェックを受けることなど、自分と向き合う方法、自分を大事にする方法はいくらでも出てきそうですが、これらに意識を向けて、自分を愛する、自分をメンテしていく時間を持ったり習慣づけるのが良いでしょう。

自分と向き合う行為は個性の時代といわれるこれからの時代においておそらく多くの人が向き合っていくこととなるはずですが、この牡羊座土星期間の3年間はまさに天が与えてくれた自己研鑽・自己分析にぴったりのバイブスが流れる時期であり、また、ここで得た自分像や自分のキャラといったものはこれから、長らく、人によっては数十年単位で使えるものとなるはずです。
土星は土台の星ですから、これからのあなたの生活に必要な”自分の個性・アイデンティティ”がこの3年で刷新されていく、あなたらしい空気感が醸成されていくこととなる、そう理解しておくとこの時期が過ごしやすくなるのかもしれません。

この時代に気をつけるべき体の箇所は

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この時期は牡羊座が”始まり”のバイブスを持つことから、新しいことにトライするのも大いに推奨されます。今までやってきたことを一旦終えたりお休みして、新しいことを始めるとか、新しい習い事や新しい事業、新しい場所に移り住む・移転するなどもいいのかもしれません。また、これまでの習慣を一新して、ニュールーティーンにシフトしたり、未完成でもいいから何かを発信し始めるとかスタートさせるのもこの時期”あるある”かと思います。
この時期に発芽する何かは追い風を受けやすい時期でもありますから、新規事業や新しいプロダクトのローンチなどを考えている人には絶好期と言えるでしょう。
最後に体の部位の話ですが、この時期には首から上にフォーカスポイントが集中します。
脳疲労、頭皮の状態、目、鼻、耳などが最注目箇所となりますので、このあたりに持病があるとか気になるところがある人は早めにクリニックに行く、サプリ・漢方などを処方してもらうのが良いかもしれません。この中でも脳疲労と目は特に意識を向けたいところなので、脳を休める習慣やシロダーラなどのマインドをクリアにするような施術をうけたり、30分未満の昼寝を取り入れたりするのもよさそうです。
スマホやPCの画面を見る時間を減らして、目を労ること。
そして何よりも目が嫌がるようなものを見ない・視界に入れないことで眼精疲労を根本から減らしていけるのではと思いますので、よろしければ嫌なものは見ない、美しいものを見るという習慣を取り入れてみてください。

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yuji プロフィール
撮影/大坪尚人(講談社)
photo/Naoto Otsubo ©︎Kodansha

占星術士。 香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラーとしての宿命に抗えず拠点を東京に移し、ヒーラーとして活動する決心をする。現在は著作の執筆、各媒体での連載、講演など、幅広い分野で活躍中。毎日星読みを行い、星々からのメッセージをYoutube、stand.fm他SNSにて発信している。新著『星読みで才能を見つける本』(講談社)の他、『「風の時代」に自分を最適化する方法 220年ぶりに変わる世界の星を読む』『風の時代の未来予測』(講談社)、『星2.0』(光文社)、『運命を変える「石」の処方箋』(KADOKAWA)など。

ブログ:https://ameblo.jp/uenopasiri/
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