vol.7 「2024年の運勢における、クライマックスともいえるタイミングが到来！」

2024.09.01

2024年の大きな山場

2023年末に「2024年は大変な年？」という記事を書かせていただきましたが、その内容がどんなものだったか、覚えておいででしょうか？
上述の記事にて説明した内容を簡単に要約すると、”世界中の預言者や都市伝説系の配信者たちが2025年は各方面で大転換が起こる年といっていたりするが、なかなかどうして、星的な観測点に立つと実は2024年もそれなりに大きな変化がやってくる年になるので、大変化は一年前倒しで起こるかも？！そしてそれは内的な気づきや変容を起点としておこるかも・・・”といったものでした。

実際、2024年も上半期が過ぎ、折り返し点を超えたわけですが、いかがでしょうか？
何らかの変化、内的な動きはありましたでしょうか？
2024年における星回り的な主要着目点は木星が双子座の部屋に入ること、そして冥王星という破壊力満点の天体が山羊座に舞い戻ってくることという２点。そしてこれらの天体の動きは確実に今年の私たちの動きに影響を及ぼしますので、実際に、毎日のルーティーンに変化が起きたりであるとか、新しいアクションを始めた、という人も多いかもしれません。
例えば、双子座はつながり、発信、コミュニケーションを司りますので、仲間との結束や絆の変化、発信やコミュニケーションの刷新などが起きた！なんていう人もいらっしゃるでしょう。
また、冥王星は破壊と再生を暗示し、それが形、概念を司る山羊座と水瓶座でウロウロしますから、長年慣れ親しんだルーティーンやパターンを変えようとしているという人や自分を支配していた想念や概念的な縛りを手放したなんていう人も多いかもしれません。

そんな内的変化、自分のこだわりからの解脱が起きるのが2024年ですが、実はそれら変化のピークタイムはいつかと言われれば５、9、11月という３つの月となるかと思います。
順に追っていくと、5月は開運の星・木星がシフトするとき。
9月は破壊と再生の使者・冥王星が山羊座に舞い戻るとき。
そして、11月は同じく冥王星が再び水瓶座に入室する時、
です。

詳しくない方のために解説を加えると、占星術の天体はそれぞれが意味をもち、
何座というサイン、そしてその星座の部屋も管轄・担当領域を持つとされます。
そのため、ある天体が何座の部屋に入ると、その部屋の管轄、担当のところに天体がもつ意味が加わるので、〇〇x△△といった、方程式が成り立つ、というわけです。
具体的にいうなら、例えば山羊座というサインは型、社会、カリスマ、権力、大企業、頂点を示し、冥王星は破壊と再生、そして極まるというエネルギーを示しますので、力が集まるところには崩壊・破壊と再生といった暗示が生まれる、というふうに読み解いたり、理解することができる、というわけです。

また、冥王星や木星といった大きな天体は”天体が部屋を跨ぐ”時にこそ、それぞれが持つパワーが最大化し、影響を高めるので、今年は15年ぶりに冥王星が本格的にその座を変える年ということからも、冥王星のターゲットが山羊座的な領域から水瓶座的なものにシフトする部屋跨ぎの余波や影響が非常に強いタイミングであるということがわかります。
水瓶座と山羊座領域、その両方に破壊と再生の神が片足ずつ突っ込んでいるといった様相が現在の私たちを取り巻く潮流なので、当然ですが山羊座的なものと水瓶座的なもの、それぞれに再建・再考の強風が吹いていると観ることができます。
山羊座的なものと水瓶座的なものとは、権力、政治、大企業、大きな社会の仕組みや構造、利益体制、 SDGs的なもの、博愛、IT/SNS、国と国のつながりといったものですが、実際、この9月までの間に世間を騒がす大きな事件やできごと、災害などが頻発したわけで、そういったことからも今年が基盤が揺らぐ様な大変化が起こる年であることがわかっていただけるのではと思います。

原点を思い出すタイミング – 2024年は今のステージと次のステージを結ぶ繋ぎ年

では、こうした変化はどうして起こっているのかということを解説していきます。
2024年におきている変化はソフトウェアの変化です。
概念の書き換え、縛りをもたらすものを手放すと上述してありますが、まさに9月〜の運勢とは、私たちの想念体系を変えていく、ということがテーマ。
ないないをアルアルに、あるあるをナイナイに書き換えていくというとわかりやすいかもしれませんね。今までの時代の意識から次の時代の意識へと私たち自身の意識体が、なんなら根本から変わっていくタイミングであり、また、そうさせるような追い風が吹いているため、どうしても”強めの変化圧”を感じることも多く発生したりするでしょう。

占星術の世界ではSo above, So belowと言われたりもするように全てはフラクタルですので、大地が揺れるということは私たちの生活様式、ベースとなる考え方、基盤的なものが変わるということ。そして、昨今のゲリラ豪雨や雷雨の凄まじさ、多雨、洪水をはじめとする水害の頻度などから、ひらめき・直感といったもの、または五感をもっと使って、感覚を信用するとよいということが天からのメッセージとして伝えられている、などと解釈することも可能でしょう。
日本を含む先進諸国に住む人たちは経済合理性や市場経済を最優先にした結果、目に見えない豊かさや本来の自然との繋がりが減少傾向にあることから、大地も空も、その両方が”リコネクト（再接続）”を促すかの如くに我々に警鐘を鳴らしてくれている・・・昨今の天地の荒れ模様を見ると、そして、今季、冥王星との接触が多い水瓶座の象意が見えない世界であり、天啓といったものであることから、どうしてもそう考えずにはいられないのです。

例えば、人間も本来は”調子が悪いところ”というのはそこが痛くなったり、痒くなったり、なんらかのアラートを出します。もちろん臓器などによって、全く違うところに反応が出たり、痛みが出ることもありますが、基本的には不調があったり、見直すべきところに症状というのは出るものです。
これは地球、そしてその地球と繋がっている私たちも同様で、”私たちが意識を向けるべきところ”に痛みや苦しみ、症状が顕現し、なにをするべきか、そのメッセージを届けてくれているとはいいえないでしょうか。
今、起きている変化は上述の通り、荒れ狂う地球環境とどう向き合うか、どう対処するか、ということですが、でもそれは地震の対策をするとか、台風や強すぎる日照りに対して何かをするということではなく、そういう状況を作り出している私たちのマインドセットや思考に対してメスを入れるべきということであり、何かに偏り過ぎている思想や生き方のアティテュード自体を変えていかなければいけないということ思います。
それが今年、そして来年と、私たちの生活に起きる変化の正体かと思われますし、また、違和感を感じていることを蔑ろにせず、真正面から自分のライフスタイルや生き方のポリシーといったものに向き合っていく姿勢こそが星々の影響を追い風にすることができるアクションであろうかとも感じています。
過剰に自分が背負っているものを降ろしたり、体裁を気にしすぎて大事なものを見失ったりしているなら、本懐というと仰々しいかもしれませんが、周りのことを気にしない自分を取り戻してみるなどして、一旦、意識だけでも原点回帰をしてみると実際になにがしたいのか、どんな生き方が自分らしいのかが見えてくるやもしれません。
2024年から2025年にかけての変化のクライマックスとは、本格的な風の時代が始まるとされる2024年まで、200年以上に渡り続いた土の時代に積み上げられてきた概念、パターン、習性、価値観、そして集団幻想を解脱することであり、そしてそれは私たち自身が積極的かつ能動的な内的変化を求めることで起こることでもあります。
外圧がトリガーになることはあっても”気づきはそれぞれが起こすこと”ですので、変化が加速する今、そしてそういった勢いを後押しに活かせるタイミングの今年に、ぜひそういった前時代的な”縛り”の取り外しをトライしてみてはいかがでしょうか？！

繋ぎのタイミングに起こること

色々なものが繋ぎかえられて、入れ替わりが相次ぐ2024、2025年。
特に2024年の下半期、9月−10月期に意識していただきたいこと、健康面などで
フォーカスが当たることとは、食べ物や生活の基盤が激変するということではないでしょうか。
例えば、普段から愛飲していたものが突然飲めなくなるとか、飽きてしまうとか、
また、３食食べていたのに１食半でいいや、となるとか、サプリとか飲むほうではなかったのに急にサプリが気になり始める、とか！
さらに都市部が好きだったのに田舎に住みたくなったり、戸建てが好きだったのに、眺めがいいタワーマンションに住みたくなったり・・・とにかく真反対に行くような変化が起きる人も多いのでは、と思います。

人がストレスを感じること、心身に負担に感じることというのは多々ありますが、実は一番強度の高いストレスを感じるのは”引越し”だそうです。
A→Bへ住み慣れた環境が変わる。
１→２へ周りのあれこれが激変する。
こういった行為は考えただけでも確かに心身にダメージがくる、負荷がくるのがイメージできますが、今期は引っ越しをせずとも、ルーティーンの変化や半強制的な習慣からの解脱によって同等の変化が起きたりするなどして、それなりに心身の衝撃・ストレス度が高まることが予想されます。
お散歩やストレッチ、アロマの力を借りるとかマッサージなどを受けるなどして、ストレス対策を徹底し、自愛レベルを上げてお過ごしになられるとよいでしょう。また、星から見ると消化器系、自律神経系が今期の要注意部位にあたりますので、各臓器に炎症などを起こさない様な食生活を送り、ぜひ穏やかな晩夏および秋の日々をお過ごしいただければと思います。